ホーム > ブログ > 岡谷市・諏訪市・茅野市 【補修工事シリーズ 第2回】シーリング補修とは?住宅を雨漏りから守る重要なメンテナンスを徹底解説

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シーリング補修は住宅の防水性を維持するために欠かせない工事です。

劣化のサインや打ち替え・増し打ちの違い、補修時期、費用の目安まで、

岡谷市・諏訪市・下諏訪町・茅野市で外壁塗装を検討中の方にも分かりやすく解説します。

 

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岡谷市の塗装会社 

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戸建て住宅・アパート・工場などの外壁・屋根塗装や防水工事を行っている

地域密着の塗装専門店です。


補修工事シリーズ 第2回

シーリング補修とは?住宅を雨漏りから守る重要なメンテナンス

住宅の外壁には、意外と多くの「つなぎ目」があります。

サイディングボード同士の継ぎ目、窓サッシの周囲、換気フードや配管の取り合いなど、

こうした隙間には「シーリング材(コーキング材)」が充填されています。

このシーリング材は、雨水の侵入を防ぐだけでなく、建物の動きに追従して外壁を保護する

重要な役割を担っています。

しかし、紫外線や風雨にさらされ続けることで、シーリング材は徐々に劣化していきます。

ひび割れや硬化、剥離などを放置すると、そこから雨水が侵入し、

外壁内部の腐食や雨漏りの原因になることも少なくありません。

実は外壁塗装を行う際にも、シーリング補修を適切に行うかどうかで、

塗装の耐久性が大きく変わります。

「外壁はきれいになったのに、数年でシーリングだけ割れてしまった」

このような施工不良も、適切な補修方法を選択しなかったことが原因の場合があります。

今回は、

  • シーリングとは何か
  • 劣化のサイン
  • 打ち替えと増し打ちの違い
  • 補修を怠るリスク

について詳しく解説します。


▼補修工事シリーズはこちら


 

シーリングとは?住宅を守る『ゴムの防水材』

シーリングとは、建物の隙間を埋める弾力性のある防水材です。

一般的には「コーキング」と呼ばれることもありますが、

どちらもほぼ同じ意味で使われています。

住宅では主に次のような場所に施工されています。

  • 外壁サイディングの目地
  • サッシまわり
  • ドアまわり
  • 換気フードまわり
  • 配管貫通部
  • 幕板の取り合い
  • ALCパネルの目地

建物は一年中、温度変化や地震、風などによってわずかに動いています。

もし隙間が完全に固い材料で埋められていたら、その動きに耐えられず外壁が割れてしまいます。

そこで、ゴムのように伸び縮みするシーリング材が衝撃を吸収し、建物を守っています。

つまりシーリングは、

「住宅のクッション」

とも言える存在なのです。



シーリングが劣化する原因とは?

シーリング材は永久に持つものではありません。

最も大きな原因は紫外線です。

長野県は全国的にも日照時間が長く、さらに標高が高いため紫外線量も多くなります。

岡谷市・諏訪市・茅野市・下諏訪町でも、南面や西面は特に劣化が進みやすい傾向があります。

さらに、

  • 夏の高温
  • 冬の氷点下
  • 凍結と融解

これらが繰り返されることで、シーリング材は徐々に弾力を失っていきます。

一般的には約10年前後が補修の目安とされていますが、立地条件や使用材料によって前後します。

特に寒暖差が大きい諏訪地域では、全国平均より早く劣化が進むケースもあります。

そのため、外壁塗装を検討するタイミングでは、シーリングも同時に点検することが重要です。


こんな症状が出たら補修のサイン

シーリングは、劣化すると見た目にも変化が現れます。

代表的な症状をご紹介します。

①ひび割れ

細かな亀裂が入り始めた状態です。

まだ雨漏りはしていなくても、防水性能は確実に低下しています。

初期症状のうちに補修すれば、建物へのダメージを最小限に抑えられます。

②肉やせ

施工当初より細くなり、目地の両側に隙間が見えてきます。

シーリング材は紫外線により少しずつ収縮します。

この状態になると、雨水が入りやすくなります。

 

 

③剥離(はくり)

シーリングが外壁から離れてしまう状態です。

この症状は非常に危険で、防水性能は大きく低下しています。

雨水が外壁内部へ侵入し、下地を腐らせる原因にもなります。


打ち替えと増し打ち、どちらを選ぶべき?

シーリング補修には、大きく分けて「打ち替え」と「増し打ち」の2つの工法があります。

名前は似ていますが、施工方法や耐久性は大きく異なります。

建物の状態や施工箇所によって適切な工法を選択することが、

長持ちする外壁を維持するためには欠かせません。

 

打ち替え工法とは

打ち替えとは、既存のシーリング材をすべて撤去し、

新しいシーリング材を充填する工法です。

古いシーリング材は紫外線や雨風の影響で劣化しており、

そのまま上から重ねても十分な性能は期待できません。

そのため、

  • 古いシーリングを撤去
  • 接着面を清掃
  • プライマー塗布
  • 新しいシーリング材を充填
  • ヘラで押さえて仕上げる

という工程で施工します。

新築時と同等の性能に近づけられるため、現在では最も推奨される工法です。

       

増し打ち工法とは

増し打ちは、既存シーリングを撤去せず、その上から新しいシーリング材を施工する方法です。

撤去作業が不要なため施工時間を短縮できるメリットがあります。

しかし、

  • 厚みが十分確保できない
  • 古いシーリングとの密着性に左右される
  • 耐久性は打ち替えより劣る

という特徴があります。

 

増し打ちが採用されるケース

すべての場所で打ち替えができるわけではありません。

例えば、

  • サッシ周り
  • ドア周辺
  • 防水紙を傷付ける恐れがある箇所

では、既存シーリングを撤去すると建物内部の防水層を傷付ける可能性があります。

このような場所では、安全性を優先して増し打ち工法を採用するケースがあります。

つまり、

「増し打ち=手抜き工事」ではありません。

建物の構造を考えたうえで最適な工法を選択しているのです。

どちらを選ぶべき?

一般的な外壁目地であれば、ほとんどの場合は打ち替えがおすすめです。

工法 耐久性 費用 おすすめ度
打ち替え ★★★★★ やや高い ★★★★★
増し打ち ★★★☆☆ やや安い ★★★☆☆

長い目で見ると、打ち替えの方が補修回数が減り、結果的にコストを抑えられることも少なくありません。


シーリング補修をしないとどうなる?

「少しヒビが入っているだけだから大丈夫」

そう思って放置してしまう方も少なくありません。

しかし、シーリングの劣化は建物全体へ影響を及ぼします。

雨水が建物内部へ侵入する

シーリング最大の役割は防水です。

劣化によって隙間ができると、雨水が外壁内部へ入り込みます。

最初は目に見えなくても、

  • 断熱材が濡れる
  • 下地木材が腐る
  • カビが発生する

など、大きな被害につながる場合があります。

外壁壁材そのものが傷む

窯業系サイディングは水を吸う素材です。

シーリングが切れた状態では、

  • 吸水
  • 膨張
  • 反り
  • 割れ

が発生しやすくなります。

塗装だけでは修復できず、外壁材交換が必要になるケースもあります。

雨漏りへ発展する可能性も

「シーリングの切れ=必ず雨漏り」ではありません。

しかし、

  • サッシ周り
  • 笠木
  • 入隅
  • 換気フード周辺

などは雨漏りにつながる可能性が高い場所です。

小さな隙間でも、風を伴う雨では建物内部へ水が侵入することがあります。

補修費用が高額になることも

シーリング補修だけなら済んだはずなのに、

放置した結果、

  • 外壁張り替え
  • 下地交換
  • 雨漏り補修
  • 防水工事

まで必要になるケースもあります。

早めの補修は、結果的に建物を守り、修繕費を抑えることにもつながります。


外壁塗装と同時施工がおすすめな理由

シーリング補修は単独でも施工できますが、外壁塗装と同時に行うことで多くのメリットがあります。

①足場代を一度で済ませられる

外壁塗装でもシーリング工事でも足場が必要です。

別々に工事すると、その都度足場代が発生します。

同時施工なら足場を一度組むだけで済み、トータルコストを抑えられます。

②建物全体の防水性能を高められる

シーリングだけ新しくしても、塗膜が劣化していれば十分な保護効果は期待できません。

逆に塗装だけ新しくしても、シーリングが傷んだままでは雨水の侵入リスクが残ります。

塗装とシーリングを同時に施工することで、建物全体をバランスよく保護できます。

 


よくある質問(FAQ)

Q. シーリングは何年くらいで交換が必要ですか?

一般的には10〜15年程度が目安ですが、日当たりや立地、

使用されているシーリング材によって異なります。

Q. ヒビが少しだけでも補修した方がいいですか?

はい。小さな劣化でも早期に補修することで、大きな修繕を防げる可能性があります。

Q. 塗装だけではダメですか?

塗装だけでは、シーリングのひび割れや隙間を十分に補修できません。

塗装前に適切なシーリング補修を行うことが重要です。


まとめ

シーリングは、建物の防水性能を支える重要な役割を担っています。

ひび割れや剥離などの劣化を放置すると、雨水の侵入や外壁材の傷みにつながり、

結果として大規模な修繕が必要になる場合もあります。

「まだ大丈夫」と思っていても、築10年前後を迎えたら一度点検を受けることをおすすめします。

早めのメンテナンスが、大切なお住まいを長く守ることにつながります。


【次回予告】

第3回
「下地補修編」

外壁塗装より先に行うべき重要工事について詳しく解説します。


外壁塗装で後悔しないために

外壁塗装は10年、15年に一度の大切な工事です。

だからこそ、

  • どんな道具を使うのか
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が重要になります。

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執筆者

中村常男

一級建築塗装技能士、諏訪広告塗装事業協同組合理事

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