屋根に欠かせない防水紙とは…？

2022年01月31日(月)

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岡谷市の塗装会社　プロタイムズ岡谷諏訪店

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こんにちは！ブログ担当の浜です🤗

相変わらず寒い日が続いていますが、心なしか日差しが強くなってきたような気もしますね☀

春に近付いてる感じ、いいですよね～(*^-^*)

さて、本日は先日お話しさせて頂いたスレート屋根の補修方法、カバー工法(葺き替え)に使われる防水紙について書いていきます。

先日、塗装で補修しきれない場合、カバー工法(葺き替え)をご提案することがあります、とお話しさせて頂きました。葺き替え(ふきかえ)とは、すでにある屋根材を撤去して新しいものを張り替えることを言います。

先日、屋根葺き替え工事を行ったご邸宅は、防水紙は【カスタムライト】、屋根材は【ガルバリウム鋼板】で施工をしました。

本日は防水紙(アスファルトルーフィング)の重要性、性質をお伝えしたいと思います✍

防水紙は、「アスファルトルーフィング」と呼ばれるものを使います。アスファルトルーフィングとは、屋根からの雨漏りを防ぐために設置されている防水材の一種です。アスファルトという名前の通り使われている主剤はアスファルトです。

アスファルトそのものは融点が50度と低いため、屋根が高温になる真夏には柔らかくなり、逆に冬の低温では10度以下などになると硬化して柔軟性が失われてしまいます。このような状態変化を繰り返し徐々に劣化が進み、ひびや亀裂が発生して防水性が失われることになります。

そこでこれらを改善し、耐久性を高くするためにアスファルトルーフィングにも様々な種類が存在します。

★アスファルトルーフィング…一般的によく使われる防水紙がアスファルトルーフィングです。混ぜ物がなくストレートアスファルトを基材(紙や不織布)に染み込ませたものをいいます。耐用年数は10年ほどで交換時期を迎えます。

★改質ゴムアスファルトルーフィング…アスファルトルーフィングを改良したものです。アスファルトの欠点である状態変化による劣化を克服するため、アスファルトにゴムや合成樹脂、ポリマー、プラスチックなどを混入させ耐久性を高めたものを改質アスファルトといい、これを材に使ったものが改質ゴムアスファルトルーフィングです。耐用年数は20年以上と長寿命になります。

★粘着層ルーフィング…ルーフィングを設置する場合、カッターや釘を使って野地板に固定します。実は、防水紙などの固定部分が劣化して裂けたりすることで雨漏りするケースもあります。粘着層ルーフィングは片面が粘着シールになっており、カッターや釘を使わずに野地板に固定することができます。

他にも、高分子系ルーフィング、透湿防水紙ルーフィング等があります。

アスファルトルーフィングを選ぶポイント💡

実は、防水紙の耐用年数は屋根リフォーム時期に大きく関わります。屋根材よりも防水紙の耐用年数が短いと、屋根材がまだもつにも関わらず一旦屋根材を取り外して防水紙を交換しなければなりません。なので選ぶ際は、耐用年数の事も考えて選んで頂けると良いかと思います。

そして今回、施工した際に使用した防水紙は、日新工業株式会社様の「カスタムライト」です。この防水紙は、アスファルト含浸紙に品質の高い改質アスファルトを被覆し、表面に合成繊維不織布と特殊合成樹脂を使用し、表面には粘着層をつけた製品です。